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パンヤとか読書とか!

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久々に頑張……んぅ!?
。゚(゚´Д`゚)゚。
もう許してくださいorz

色々対策してみたんですけど成果ありません。 対戦でさえも6H以上完走できません。 このままでは切断率が真っ黒になっちゃうよ(iДi) そ、そしたら部屋に入る度にキックされちゃったりして……。゚(゚´Д`゚)゚。

この後MSNからも切断されて、ネット巡回さえも出来なくなったりして、よく判りません。 OS再起動すると問題なく復帰するのを見るとOS絡み? それともルータでしょうか……ぁぅぁぅ。

新垢で様子見を、とか本当にやっちゃおうかな。 検討中です。





なんでこうなるの?(;・∀・)
(TДT)
| パンヤ | 19:30 | comments(4) | trackbacks(0) |
ニライカナイをさがして
これで感想のストック、ラストです。

ニライカナイをさがして
ニライカナイをさがして
葉山 透(富士見ミステリー文庫)

ニライカナイ―僕たちの住むこの世界とは別の異境―神々の国。そこは僕たちにとっての理想郷、天国のようなところなんだって…。朝の羽田空港で僕が出会ったのは、ポスターの中の女の子、宮沢梨花。彼女は、人気絶頂のアイドルだった。僕は彼女に手をひかれるまま、搭乗ゲートをくぐることになる。彼女が持つのは、楽園行きのBoarding pass―。羽田から那覇、石垣島、そして波照間島。南へと続く二人の旅。―この青い海の果てには、ハテのウルマと名づけられたこの島の、もっと先の果てには、〈ニライカナイ〉があるのだろうか…?「ねえ、タクロー。ニライカナイは、どこにあるの?」リカとタクロー。秘密を抱えた二人が南の島で織りなす恋物語。

ライトノベルにだって、リアリティの線引き問題は確実にあるわけで。 勢いで読めるタイプの作品ならその辺は多少大雑把でも大丈夫かもしれませんが、このお話は、作者様が「あとがき」で触れている通り、沖縄を舞台にしたロードムービー風青春小説のはず。 それなら、なんで「こんなドリーム成分が必要なの?」と思ってしまいました(^^;;; 例えば主人公の正体とか、唐突で違和感だらけの会話の流れとか。 ラノベ独自の持ち味が悪い方向に表面化しちゃってる印象です。 沖縄が舞台ということで一番期待していた空気の表現もやや肩透かしかなぁ。 決して悪くはないんですけど。 ただ、こういった旅を題材にした青春小説って大好きなんで、もうちょっと頑張って欲しかったですねー。 題材になってる部分とかおおざっぱな流れはいい感じだっただけに、ちょっと勿体ない感じがします。
| 小説 | 20:42 | comments(2) | trackbacks(0) |
今月の電撃……だった筈がorz
狼と香辛料
狼と香辛料
支倉 凍砂(電撃文庫)

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。

中世ヨーロッパ風の世界観、雰囲気からしてとても良いですねー。 それに狼娘ホロ……一人称「わっち」(*´д`*)
主人公のロレンスが商人っていうのも珍しいかもです。 とはいえ、ホロ絡みの展開はどこかで見たような、かつ小粒ではありますけれどね。 それだけに安心して読める訳ですけども。 中でもロレンスがホロの実際の姿を見て……は、かなりの人がデジャヴな予感ですw
なんだか久々に微笑ましいコンビを見た気がしますよヽ(´ー`)ノ しばらく追っかけるつもりです。

それにしても妙に日本語として誤用があったりするのはご愛嬌でしょうかw



半分の月がのぼる空〈6〉
半分の月がのぼる空〈6〉
橋本 紡(電撃文庫)

ついに退院した里香は、僕と同じ学校に通うことになった。正真正銘のスクールライフを送る日がやってきたんだ。いっしょの登校、いっしょの校庭、いっしょの下校。帰りに七越ぱんじゅうを買ったりしてさ。なんでもない、ありふれた日常だけれど、長い道を歩いてようやくたどり着いたのがそこだった。そう、僕たちが生きていく場所は病院じゃないんだ。当たり前の場所で、当たり前の生活を送る日々が、本当に大切なこと―。“僕たちはこの小さな町で寄り添って生きていく”橋本紡&山本ケイジが贈る、大好評シリーズ第六弾!本編完結編。

ついにラストです。 とはいえ、物語の決着は5巻で済んでいるので、これは余韻を楽しみたい人向けかもしれません。 退院した2人が過ごす日常が淡々と描かれ、しかし、里香と裕一が選択した道の結末については全く描かれません。 ただし、執刀医である夏目から(以下ネタバレにつき反転)里香の心臓はあと5〜10年で限界だとはっきり区切られているわけで(ここまで)。 そんなギリギリの世界の延長線上に立つ2人の日常は、だからこそ物凄い存在感を放っていました。 難病物のセオリーとはいえ、まさか電撃で正統派難病物が読めるとは思いませんでしたし(変化球なら「イリヤ」があった訳ですが)。
ある意味でラノベの可能性を広げた逸品かもしれませんね。 お薦め作品です。>アニメ版不可(笑)

#ただ、シリーズ全体を改めて眺めてみると、贅肉だらけだなぁ、と思います(^^;
| 小説 | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
MOMENT 感想
遅くなりましたが、既に下書きしてあった感想をアップ(^^;;;

MOMENT
MOMENT
本多 孝好(集英社文庫)

死にゆくあなたのために、僕ができること。 病院でバイトをする「僕」は末期患者の願いを叶えることを始める。
「初恋の人に会いたい」
「いっそ殺してくれ」
そこに込められた深い悲しみに、心は揺さぶられていく。深くて切ない青春小説。


本多孝好の魅力を語れと言われれば、例えるなら、透明感があって口当たりの良い甘口の日本酒でしょうか。 シンプルかつクールな語り口で雰囲気に酔わされる、やや女性的な方面の心地よさというか。 今作に於いてもその語り口は健在ですが、今作のそれは何故かその雰囲気そのものに誤魔されているような感覚がありました。

「人生の終わりに人は誰を(何を)想うのか」

テーマこそ重厚ですが、実際には深くテーマに対して切り込んでくるような鋭さはありません。 そして、その割には思わせぶりで暈した描写が多いため、この作者の主眼がどこにあるのか見え難くなっています。 独特の持ち味と重なっている事もあり、結果、雰囲気は良いんだけれども、なんだか妙に居心地が悪いという、中途半端な感覚で読み終える事になりました。 テーマの重さとプロットが巧く混ざってないというか……題材が違う割に従来の感覚で仕上げすぎているんじゃないかな、とそんな感じです(^^;;;

逆に言えば、文章に酔わされる感覚が好きな人には、ぜひ! とお薦めできます。 雰囲気を演出する手腕は一級品です。
| 小説 | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) |